
今日は上野の森美術館で開催されている「正倉院 THE SHOW-感じる。いま、ここにある奇跡-」という催しに行ってきました。
今回の目玉は、「蘭奢待(らんじゃたい)」という香木の香りを科学の力で再現して、実際に嗅ぐことができる、というものでした。
東京展の前に行われた奈良の国立博物館で開催された時は、本物の「黄熟香」が14年振りに登場しました。
こちらでは、実際に嗅ぐことはできないので意外と上野のほうが面白いかもしれません。
いよいよそのコーナーで嗅ぐ時がきました。10m四方のスペースの中央にレプリカが飾られています。
そして壁際にカウンターの高さでテーブルが並べられ、等間隔でガラスに包まれた蘭奢待の再現されたものがあります。
ガラスの蓋のようなものをつまみ上げて鼻を近づけて匂いを嗅ぎます。
白檀の香りに近いかと思いますが、確かに今まで嗅いだことがない、香りでした。
でも、それでおしまいです…大勢の人がガラスの蓋を鼻に当てている光景は、呼吸が苦しくて酸素マスクで応急処置をしているようで笑ってしまいました。
その他には、よく教科書にも載っていた漆塗りで螺鈿を施した楽器の琵琶が展示されていて懐かしかったです。
11月9日が最終なので、駆け込みで多くに人が観にきていてだいぶ並びましたが、並んだ甲斐がありました。

