【村上春樹】生き方の大部分を村上春樹の作品から学んだ

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2022年元日の日の出

今年50代も半ばになろうとしているが、僕は生き方の大部分を村上春樹の作品から学んだ。

作品のせいにするのは筋違いだと言われそうだが、そう思ってしまっているので仕方がない。

高校2年の時に初めて読んだ「風の歌を聴け」。

衝撃を受けた、とか言うほどのものではなく会話が淡々と交わされていくその軽やかな文体のおかげでサラサラと読み終え「あ、終わりか」というのが正直な感想だった。

サラサラと読み終えたので、翌日もう一回読んだ(もう一回読む、ということも振り返れば珍しいことなのだが)。

またサラサラ…。また大きな感動もなく最後まで読み進んでいってしまった。うん、「いつてしまった」という言い方が正しい。

村上春樹の作品との長い時間の共有は、このように静かにスタートした。

確か、その後「1973年のピンボール」を読み終えると、なんとなく”僕”や”鼠”に感情移入している自分に気がついた。

「羊をめぐる冒険」の上下巻を一息に読み終える頃には、身体の中にじんわり熱い塊がある感覚を覚えて、それ以来ずっと残っている。

おかげで、口数が少なく思っていることを上手く言い表わせず、リアクションが薄いと言われ、自分が嫌なことはせず好きなことばかりしてきた。

作品のせいにするのは筋違いだと言われそうだが、そう思ってしまっているので仕方がない。

物事の受け止め方や判断する時の考え方に、いちいち”僕”や”鼠”やその他の登場人物が絡んでくる。

これから増やしていこうとしている記事の中に、自分の生き方が反映されるだろうから一番最初に書いておこうと思った。

僕は生き方の大部分を村上春樹の作品から学んだ。

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